清潔で気分を一新できる「白」

白は日本人がもっとも好きな色だといわれています。清潔感があり、正義感が強く、意志の堅い人間性を象徴しているからでしょう。無彩色のカラーである点は、黒やグレーと同じですが、黒とは真逆で光をもっともよく反射し、明るく輝きます。クリーンなイメージがあり、高い好感度を与えられるカラーですので、医者や看護師など人のケアをする仕事につく人に、昔から用いられてきました。

まっさらなイメージから、始まりや出発と言ったスタートイメージにもつながり、花嫁のウェディングドレスの色としても使われています。「何色にでも染まります」「あなた色に染めてください」という意思表示とも言われます。

白さは、純潔、純粋、潔癖の象徴です

白から連想されるものといえば、チョーク、シャツ、うさぎ、ホワイトハウス、ミルク、雲、紙、歯、雪、豆腐、白衣、病院などでしょう。白からイメージされる性格は、意志の堅さと正義感の強さ、理想主義的で、潔癖、純粋、正直、素直といったところでしょう。まじめすぎる、堅すぎる、という印象にもつながります。シンプルなことが好きで、人を信じやすくウソが嫌い。一方で弱さを象徴していることもあります。完ぺき主義的でありながら、一番汚れやすいとも言えるでしょう。

周囲からは「汚してはいけない」と保護される傾向にありますので、そのために、甘えた気持ちをもつ人が、あえて「白」を選んで、弱い自分を演出する場合もあります。女性の肌の色としても「あこがれ」の色で、「美白」は女性の間では長年にわたって追求されています。

神と結びつきの深い色でもあり、白馬や白鳥など白い動物は、しばしば演劇や小説の中で神の使いとして登場します。清廉なイメージはさまざまな場で活用され、選挙運動中の政治家は皆、白い手袋をしており、またタクシーやバスの運転手も白手袋をしています。「潔白」という言葉に象徴される通り、清廉なイメージの強い色と言えます。

人間関係を円滑にする色です

白には、忌わしいものをとりのぞく力があり、人間関係を円滑にします。どんな意見も吸収するという姿勢の現れであり、相手に信頼感や安心感を与えるため、コミュニケーションがスムーズに運びやすくなります。白を基調にした部屋で過ごすと、人は清潔な気分になりやすく、真っ白よりもやや輝きを落としたオフホワイトやアイボリーの部屋ですごすと落ち着きやすいとも言われます。白にはスイッチの切り替えイメージもあるため、何かを新しく始めるときにはエネルギーを与えてくれるカラーです。ただ一方で、汚れが目立ちやすいという難点があり、空虚感を与えることもあります。

白は日本人がもっとも好む色。クリーンなイメージは伝統的に好まれています。純粋さや潔癖性の象徴でもあり、誰にでも受け入れられるカラーです。新しいことをスタートする時にも「白」から始めると、明るく前向きな気持ちを抱けます。無難な人間関係を築きたいときには、まずは白からスタートすべきでしょう。

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