色の持つ意味

色にはそれぞれ、象徴する意味合いがあります。服、小物、インテリアなどの日常生活に取り入れてみましょう。

人類の進化過程の中で、私たち人間の祖先は、生存競争を生き残っていくために、ものを見る能力である「視覚」をさらに発展させ、色を見分ける能力である「色覚」という能力を進化させてきました。色を見ると脳に信号が送られ、心や身体にも大きな影響を与えているのだそうです。

ここでは、色が私たちにどのような作用を及ぼすのかを、代表的な色ごとに分類しました。目的やイメージに合わせて、活用してみましょう。

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色の持つ意味合い

<ピンク>

世界共通で「愛と幸福」を表す色です。特に女性の心を癒す色とされていて、安らぎやリラックス感を与えてくれます。女性ホルモン活性化・アンチエイジング効果を高める色のため、病院などでも積極的に取り入れられている色です。洋服に抵抗がある人は、女性ならば下着や小物、男性ならば、配色のポイントや小さなアクセントでもいいので、ぜひ身につけてみましょう。

男性が初対面の女性に近づきたい場合は、ピンク色のシャツやセーターを身に着けていると、印象が良くなるそうです。ただ、告白するときなどにピンク色を使ってしまうと友達どまりになる可能性が高いため、避けたほうがよいでしょう。太っている人が優しさを表現したい時におすすめです。

<赤>

血液や炎の色である赤は、情熱的で意欲的な印象を与えます。赤を好む人は、積極的で好奇心旺盛な人が多いようです。赤には交感神経を活発にさせる作用があり、心臓や内臓系の動きを活性化します。

「赤い下着」を身につけることで血行が良くなるというのも、赤色を肌に触れる下着で身につけることにより、交感神経が活発になって心拍数が上がり、血液循環が良くなるからだそうです。インテリアで用いると、やる気を起こしてくれるでしょう。セックスカラーとも呼ばれていて、性的興奮を高めてくれる色でもあります。

健康的なエネルギーがあふれているときはビビットな赤を選び、精神的に追い詰められているような場合は、血のような暗い赤を選ぶ傾向があるそうです。

<オレンジ>

赤の行動力と黄色の明るさを合わせ持ったオレンジは、陽気で親しみやすい印象を与えてくれます。健康的で成熟した果実を連想させる色で、食欲増進の作用もあります。精神面でものびのびとした解放感を与えてくれることから、オレンジを好む人は、心にゆとりがあり、現状において問題点が少ないことが多いため、明るく社交性に長けており、愛想が良い人が多いようです。

また、意識の象徴とされているため、自分の意見をしっかりと伝えたいときに効果的です。会話やコミュニケーション力もアップしますので、初対面の人と会うときにおすすめです。ファッションでも活躍してくれる色で、オレンジを着ることでおしゃれに見えます。

<黄色>

暖色の中で最も明るく、「光」そのもののイメージから、生命の躍動感、やる気、満足感などの前向きな印象を与え、全てがうまくいくような希望をもたらしてくれます。コミュニケーションを円滑にしたい時に良いでしょう。黄色を好む人は、天真爛漫で人付き合いの良い人が多いようです。反面、幼稚さや未熟さをイメージさせてしまうことも。その存在だけでインパクトがある黄色は、ファッションでもポイントとして取り入れやすく、私たち黄色人種には、とても馴染みやすいでしょう。

<緑>

植物・葉そのものを表す色で、安らかな安心感を与えてくれる緑は、自然の象徴です。道徳心があり、平和を好む人が多いようです。

可視光線の中で、ちょうど中間の波長にあることから、安定感を与え、心身のバランスを取ってくれる作用があるそうです。インテリアに植物が用いられるのも、そういった効果があるからなのでしょう。また、「青々とした葉は目の薬になる」といわれるほど、疲労回復や視力改善などにも活用されます。

緑色は、明るくプラス志向の黄色と物悲しい印象の青の要素がミックスされた状態のため、調和、安心、癒しを表現する色とされています。ビジネスにおいて円滑に商談をすすめたいときにも、緑は効果的です。

<水色>

自由、若さ、冷静さなどを表します。水色を好む人は、明るい中にも冷静さを持っている人が多いようです。

少しクールでドライな雰囲気がありますが、色のトーンが明るいため、冷たい印象まではいかないようです。

女の子らしいピンクよりも、嫌味にならない明るさの水色を好む女性も方も多く、爽やかな印象を与えることができる色です。

<青>

空や海を象徴する青には、精神を落ち着かせてくれる効果があります。血圧や心拍数を下げる効果もあり、過敏になった理性を抑えて平常心を保たせてくれます。集中力をアップするため、勉強部屋や作業部屋に取り入れると良いでしょう。

青を好む人は、慎重で真面目な人が多いようです。反面、青には「気分がブルーになる」といった、沈んだ感情を表現する時にも使われるように、内向的な意味合いを含んだ色でもあります。そのため、自分の世界をつくったり、完璧主義になってしまうこともあるようです。

<紫>

古来より、紫は世界共通して高貴と特権の象徴とされてきました。江戸時代の身分の高い人たちは、病になると薬効成分のある「紫紺」という植物で染めた紫色の鉢巻をして治療に用いたり、古代ローマでは紫貝の汁を消毒液として用いるなど、癒しの効果を利用していたことがわかります。

最近では、紫の光の波長がDNAなどの損傷を修復してくれる働きがあることが、医学的に実証されているのだそうです。交感神経の赤・副交感神経の青が混じり合った紫の波長は、女性の心の揺らぎを起こすため、性的欲求を引き出してくれる作用があるのだそうです。寝室の空間作りに、ぜひ活用したい色でもあります。

<茶色>

大地をイメージする茶色は、自然界の基本的な色です。命が尽きると生物の体は大地に還っていくことから、生命の根源を象徴する安定感のある色です。

茶色を好む人は、安定を求める傾向が強いようです。精神的な部分より、物質的な豊かさを重視し、健康や自然派志向の人が多いのも特徴です。

ファッションで上手に茶色を取り入れることで、柔らかさと優しさを表現できます。緑同様、癒しの効果がありますが、茶色の場合は、緑より深いところにある心理に働きかけるものです。

<白>

全ての光の波長を跳ね返す色である白は、無でありながら絶対的な存在感を与えます。「頭が真っ白になった」、「白紙に戻す」などといった言葉に使われているように、まさに何もない状態を示す色でしょう。 また、儀式において多く用いられる白は、命の終わりや再生、神仏への畏敬の念を表す色でもあります。

白を好む人は完璧主義者で理想家な傾向がありますが、清涼感と純粋さをイメージできることから、ファッションやインテリアに取り入れやすい色ともいえるでしょう。

<黒>

全ての光を吸収する黒は、全ての色の要素を内包しています。白がプラス面を象徴するならば、黒は対極するマイナスイメージを表現するために、黒という言葉を使ったものには、疑惑、葛藤、反抗、悲しみなど負のイメージが付きまといます。

どんな色を足しても、他の色の影響を受けないことから、黒を好む人は、自己主張の強い人が多いようです。体型をスリムに見せるため、女性も黒を着る人が多いですが、無難さが目立ってしまうこともあるので、注意が必要でしょう。

また、臓器や細胞の動きを不活性にし、しわの原因や代謝不全になりやすい色なので、健康を害さない程度の使用にしたほうが良いでしょう。また、インテリアに最も不向きな色とされ、作業能率の低下を引き起こし、あらゆる箇所に悪影響を及ぼしてしまうのだそうです。

このように、ちょっと意識をするだけで、日常生活のあらゆるシーンに活用することができるでしょう。

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