柔軟で中立的な個性をあらわす「グレー」

グレーはアクのない色です。他の色との協調性が高く、どんな色ともマッチするため、たとえばグレーのパンツをはいたときにはトップスにはどんなカラーの洋服を着ても大丈夫です。自己主張しないで周囲のカラーを引きたてるので、とても便利に使えます。上品でおしゃれでかつ、穏やかでひかえめなイメージを持っています。黒に近いため落ち着いた雰囲気をもち、一方で白に近いためやわらかく、物ごとを受け入れやすいという性質も併せ持ちます。

上品で穏やかな反面、あいまいで地味なイメージ!?

グレーからイメージされるものといえば、雲、冬空、灰、鉛、セメント、コンクリート、ねずみ、煙などでしょう。「灰色」と言ったときには、やや悪いイメージにもつながります。「灰色の決着」といえば、中途半端な結論のように聞こえます。「白か黒かはっきりさせる」の反意語とも言え、あいまいさの代表的な色とも言えるでしょう。

グレーには、温厚で中立を保ち、目立たずひかえめでおとなしい、用心深くて物腰がやわらか、というキャラクターが現れます。ネガティブなイメージとしては、自信がない、人に嫌われたくない、優柔不断で社交性に欠ける、恋愛が苦手、といった印象を持たれやすいカラーです。

ただ、メインカラーを引きたてたり、カラー同士のクッションにもなり得る色で、補助色としてはとても役に立ちます。クールでスタイリッシュな印象もありエレガントさが必要な場面でも使える色です。日本では伝統的に好まれてきた色で、特に江戸時代後期には大流行しました。さまざまな明るさの「ねずみ色」が登場し、組み合わせもいろいろと考えられて名づけられています、日本の伝統的な配色の中では、「小粋」な色として扱われています。もしかすると、グレーは世界で一番日本人がうまく扱えるカラーなのかもしれません。

ストレスを緩和させる効果があります

グレーはバランス感覚を高める色です。イライラしているときやストレスがたまっているときには、それを和らげる効果があります。自己を鎮静化させ穏やかにしますが、周囲に紛れて個性を消し去る色なので、目立ちたいときには逆効果となります。オフィスの色がグレーで統一されていると、働く人たちは従順に努力する傾向が強くなるでしょう。

グレーを好む人は洗練されたセンスのある人!?

この色を好む人の中には、自分自身の知性や能力に絶対的な自信を持っている人も少なくありません。都会的でクールな人間を演出しようとしているか、もしくは、「繊細で優しい人間」であると訴えようとしています。感情的な行動を取りにくく、その意味ではルールに厳格で管理系統に強いキャラクターです。その反面、人間的なつながりを作るのが苦手で、自分の態度を明確にしないため、仲間を作りにくいという弱点もあります。

グレーは黒でも白でもない、中間的なカラーです。その特性がそのまま表に現れ、中立的なキャラクターを表します。この色を好む女性はあまりセックスには積極的ではないことが多いでしょう。

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