黒色は強さと神秘の象徴です

黒は無彩色の代表です。プリンターのインクを思い浮かべるとわかりやすいですが、赤や黄色、青のインクを一切使わない色です。光を反射することがなく、すべて吸収し遮断します。小学生がレンズで太陽光を集めて紙を燃やす実験をするときにも、黒い紙を使います。黒が光を吸収して熱を発しやすいからです。単色では目立たない色ですが、周囲の色を引き締めたり目立たせたりするという力があり、影響力は非常に強いものがあります。

たとえば黄色と組み合わせると、注意喚起力が強くなり、赤と組み合わせると大人っぽく妖艶な雰囲気が強くなります。葬式などの暗いイメージの場所に使われることも多く、神秘的なイメージも備えています。黒い物体は、実際の重量よりも重たく感じさせる効果があり、権力、圧力、高級感などとも結びついています。

ダークで近寄りがたいイメージの色です

黒からイメージされるのは、カラス、タイヤ、タキシード、ペン、囲碁、オセロ、カバン、黒髪、傘、石炭、喪服、葬式、墨などがあるでしょう。人の性格としては、打ち解けない、孤独で他人とのかかわりが薄い、自信過剰で近寄りがたい、干渉されたくない、反骨精神が旺盛、強情などのイメージとつながります。どちらかというとダークな印象が強いですが、他のものを引きたてるという強い特徴ももっています。

黒枠で囲まれたものは浮きだたせられますが、これは「額縁効果」と呼ばれています。収縮や交代効果が高いので、黒の中に置かれた色は前面に飛び出しよく見えるようになります。黒い器に盛られた食材は、その色を強く発揮します。黒自体には暗いイメージも付きまといますが、落ち着きや威厳、高級感も持っています。特に明るい色と組み合わせると、それらをより目立たせ引き立てる役割があります。演劇には「黒子」という舞台補助をする役回りがありますが、観客からは見えているのに見えないことになっている仕事です。目立たないのにも関わらず、とても重要な役割です。

威圧感で人を圧倒したいとき、一人で過ごしたいときには最適な色

人に対して威圧感を与え自分の意見を押し通したいときには黒がもっとも強い力を発揮します。「譲歩しない」という印象を相手に与え、断固とした意思表示となります。また、人から干渉されたくないとき、人の意見に右往左往させられたくない時には、このブラックを身につけることで、他人と距離を置くことができます。黒には、「放っておいてくれ」というメッセージを伝える力があり、たとえ大勢の中でポツンとしていても違和感を抱かれない効果もあります。

ただし、孤立を深めるカラーでもありますので、恋人を作りたいときには向いていません。セックスをしたいときに着ると、まったく逆の印象を与えてしまいますので注意が必要です。

黒にはダークなイメージがありますが、他の色を引き立たせるという効果もあります。他人を威圧して自分の意見を通したいときには、黒を着ると良いでしょう。恋人と楽しく過ごすときには、あまり適切なカラーとは言えないでしょう。

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